貫目
かんめ
名詞
標準
unit of weight, approx. 3.75 kg
文例 · 用例
おれは、あしたお辨當をたくさん作つて持つて行つて、一心不亂に働いて十貫目の柴を刈つて、さうして爺さんの家へとどけてあげる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
大きなのは三|貫目もあったでしょう。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
なんにもしない、人間を、一ツの警察から、次の警察へ、次の警察から、又その次の警察へ、盥廻しに拘留して、体重が二貫目も三貫目も減ってしまった例がいくらでもある。
— 黒島傳治 『鍬と鎌の五月』 青空文庫
されども尽くる時には尽き易き金銀にて、光りを磨きし餝屋とて日本の長者の名ありしものも、今は百貫目に足らぬ身代となり、是にては中々今までの格式を追ひ難しと急に分別極めて家財を親類に預け、有り金を持つて代々の住所を立退き、大阪の福島に坊主行義の世帯して北に見渡す野山の気色に自ら足れりとしける。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
百貫目の利銀には今すこしは思ふまゝなるべきところを、いかな/\然はせずして心を心にいましめ、なまなかの遊びを思はず、只花鳥に物好をあらためて、宗因の孫西山昌札の門弟となり、連歌を仕習ふ。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
大きなのは三貫目もあったでせう。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
おい、みんなばらの実を十貫目ばかり取って呉れ。
— 宮沢賢治 『よく利く薬とえらい薬』 青空文庫
」 そこで大三は、その十貫目のばらの実を持って、おうちへ帰って参りました。
— 宮沢賢治 『よく利く薬とえらい薬』 青空文庫
作例 · 標準
昔の力自慢の男たちは、米俵を何貫目も軽々と持ち上げたという。
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江戸時代の商取引では、この壺の重さを貫目で計っていたらしい。
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相撲取りの体重は百貫目を超える者も珍しくない。
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