山荒れ
やまあれ
名詞
標準
文例 · 用例
なんでもなん千年というむかし、甲斐と駿河の境さ、大山荒れがはじまったが、ごんごんごうごう暗やみの奥で鳴りだしたそうでござります。
— 伊藤左千夫 『河口湖』 青空文庫
お山荒れの兆しじゃぞな。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
お山荒れの先触れか、どうっ!
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
どうやらお山荒れは、免れないらしい。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
ほんとに、お山荒れ――。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
」「七年前の七月七日も、恐ろしいお山荒れでござった。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
三国ヶ嶽のお山荒れは、とうとう本物になりそう。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
お山荒れは、ふたたび勢いを盛り返して、雨と、風と、屋鳴りと――それのなかに、頭巾をゆさぶる出羽守の狂笑が、さながら猿のそれのように、高く、鋭く、つづいた。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫