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御用箱

ごようばこ
名詞
1
標準
文例 · 用例
奉行は継上下、御用箱、うしろに太刀持、用人、与力、同心徒、事も厳重に堂々と並んで、威儀を正して、ずらりと蝋燭に灯を入れた。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
秋山は御用箱の蓋をあけて、ひと束の書類を取出した。
岡本綺堂 真鬼偽鬼 青空文庫
お徒歩侍、目明し、草履取、槍持、御用箱なんどがバラバラと走って来て式台に平伏した。
夢野久作 名君忠之 青空文庫
と警蹕を掛けながら、二人のお小姓が御用箱を目八分に捧げて先に立つ。
新版大岡政談 魔像 青空文庫
それを御用箱に納めて、必要なときに出してみせれば、夜中の旅行はもちろん、どこの伝馬問屋でも馬を借りることができた。
山本周五郎 風流太平記 青空文庫