絶えざる
たえざる
形容詞-語幹
標準
constant
文例 · 用例
即ち自家の文体を実現し了せなかつたこの作家は、一生涯習作をしてゐたといへるし、絶えざる模索の状態は彼を鬱屈させてゐたのであつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
視力の不足なのは、幼少の時からの絶えざる栄養不良と、不足から来たのであつた。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
彼が、そのまま、天国のように眺める、山や海の上の生活にも、絶えざる闘争があり、絶えざる拷問があったが、彼はそれを見ることが出来なかった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
それは人々の天性や傾向にもよる事であろうが、一つにはまた絶えざる努力と修練を要する事は勿論である。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
絶えざる成長が行はれたことは讀者も感じられることゝ思ふ。
— 『青空』記事 『編輯後記(昭和二年一月號)』 青空文庫
若しこの本に苦い叱責が含まれてゐるとすれば、それは決して人生に對して向けられてはゐないのです、――反對に、それは我々が我々に運命づけられてゐる、此の世の無限の豐富を殆ど全部失つてしまふのは、無氣力、放心、因襲的な誤謬によつてに過ぎないと云ふことの、絶えざる證明であるのです。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『或女友達への手紙』 青空文庫
自分は彼が吹き出づる一高一低、絶えんとして絶えざる哀調を聴きながらも、つらつら彼の姿を看た。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
職業的案内者がこのような不幸な境界に陥らぬためには絶えざる努力が必要である。
— 寺田寅彦 『案内者』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の努力は絶えざるもので、ついに目標を達成した。
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絶えざる技術革新が、この業界をリードする原動力となっている。
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絶えざる水の流れが、長い年月をかけて岩を削った。
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