贅六
ぜいろく異読 ぜえろく
名詞
標準
person from Kansai
文例 · 用例
で僕はむくむく起きあがると贅六らしくだらしなく身繕いして、そっと自分の服装を見たんだが、カバレット・トア・ズン・ドルの歴史がべたべたそのまま張られているのに気がついたのです。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
好きで酔うと贅六句調で、変な唄ばかり歌う。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
ああ、しかし贅六でも可い、私は基督教を信じても可い。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
こっちあ、たかだか恩を売って、人情を買う奴だ、贅六店の爺番頭か、三河万歳の株主だと思うから、むてえ癪に障っても、熱湯は可哀相だと我慢をした。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
(大正十一年二月、贅六堂刊『風俗江戸物語』所収)
— 岡本綺堂 『江戸の化物』 青空文庫
安けりゃ買おう、高けりゃよそうというような贅六じゃねえんだ。
— 因縁の女夫雛 『右門捕物帖』 青空文庫
なあ、八つ化けの仙次さん、あんたは見くびってのことかしらねえが、江戸のならずものぁ贅六のぐにゃぐにゃたあ、ちっと骨っぷしのできが違ってますぜ。
— 達磨を好く遊女 『右門捕物帖』 青空文庫
黙ってさっき聞いてりゃ、ぐにゃぐにゃの贅六なんかときいたふうなせりふぬかしゃがって、とれるものならみごととってみろッ」 いうやいなや、かたわらの中わきざしを引きよせて、ぎらり秋水にそりを打たしながら八つ化け仙次が立ち上がったものでしたから、それぞ右門の期したるところ。
— 達磨を好く遊女 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
「あんたはほんまにぜいろくやな」と、友人が冗談めかして言った。
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彼は典型的なぜいろく気質で、細かいことにはこだわらない。
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大阪出身の彼が、自分のことをぜいろくと呼んで笑っていた。
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