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峡口

かいくち
名詞
1
標準
文例 · 用例
恵那峡口は遊船会社附近の鉄橋風景である。
北原白秋 木曾川 青空文庫
遊船会社の前の峡口は高い高い白い石の橋台に立って、驚くべき長い釣棹を垂れている人影も見えた。
北原白秋 木曾川 青空文庫
三十里の長い流程を、自ら穿った深い谷底に躍り狂い喚き叫んでいる黒部川も、この幅四十間あるかなしの峡口でぐいと引括られた後、広い扇状地に向けて一挙に解放されている。
木暮理太郎 黒部川を遡る 青空文庫
桃原から下流は河中に起伏する大磐石も見られなくなり、河原が開けて寄洲なども出来、最後に愛本の峡口を突破して平原に出ると、河は扇形に開いて幾多の支流を分派する。
木暮理太郎 黒部峡谷 青空文庫
――ただしこれら特異の景物は、みなまったくの頭上にあって、峡口が狭く、渡る足元は危ういから、うっかり下にばかり気をとられて行こうなら、一歩にして、せっかくの奇景も、ふっつり影さえとどめないだろう。
中村清太郎 ある偃松の独白 青空文庫
「第三路は、すなわち隣好の策を立てて、呉をうごかし、両川、峡口に迫らせ、第四路には、降参の蜀将|孟達に命じ、上庸を中心とする十万の兵をもって※城を取らしめます。
出師の巻 三国志 青空文庫
――呉の孫権が長江をのぼって峡口から両川へ攻め入るもの。
出師の巻 三国志 青空文庫
歴然、それと見えたときは、呉も雷同して、潮の如く、峡口から攻め入ってくるでしょう。
出師の巻 三国志 青空文庫