昼夜間
ちゅうやかん
名詞
標準
文例 · 用例
三台のポムプは、昼夜間断なくモーターを焼く程働き続けていた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
その時、医師の言われるには、これは心臓嚢炎といって、心臓の外部の嚢に故障が出来たのですから、一週間も氷で冷せばよくなりますとのことで、昼夜間断なく冷すことにしました。
— 梶井久 『臨終まで』 青空文庫
ジュッド医師とバアトン・マッキンネルは、囮として一時釈放されて、昼夜間断なく尾行がついている。
— 牧逸馬 『アリゾナの女虎』 青空文庫
深い清澄な池の底から、メタン瓦斯の玉が幾つも、昼夜間断なく湧き上っている。
— 豊島与志雄 『北支点描』 青空文庫
動力用としては定額制で、一馬力昼間用は自家用六円に対して会社六円七十銭、昼夜間用は自家用八円四十銭に対して会社十四円六十銭、メートル制の一キロワット昼間用は自家用五銭に対して会社五銭八厘、昼夜間用は自家用四銭に対して会社五銭、というような著しい差である。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
昨日正午より今日正午まで一昼夜間に、わが船三百九十一マイルを航走せり。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
……巡回文庫は日曜、夏期、冬期等の休業なく、昼夜間断なき無月謝の学校にして、老幼男女に鼓吹と教訓と娯楽とを与えしかもその課程は、庖厨にある妻君にも、田圃にある農夫にも、工場にある職工にも、学校にある教師にも、病室にある患者にも、運動場にある児童にも、市町村の教職にある公民にも、洽く通せさる所なし。
— 佐野友三郎 『米国巡回文庫起源及び発達』 青空文庫
かくして磁器のうちに入れ、酒を醋に和して昼夜間断なく蒸熱すること、少なくとも五昼夜に及ぶ。
— 佐藤垢石 『香熊』 青空文庫