継ぎ足し
つぎたし
名詞
標準
addition
文例 · 用例
二十くらいもあろうかと思う六角の蜂窩の一つの管に継ぎ足しをしている最中であった。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
蝋の継ぎ足しはあるにして、一時に燃すと翌方までの便がないので、手分けをするわけには行きません。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
外の人が一尺で継ぎ易える所を、あなたは僅か一寸か二寸の長さで細かに調子よく継ぎ足しては前へ進んで行くとしか形容出来ません。
— 夏目漱石 『木下杢太郎著『唐草表紙』序』 青空文庫
はいはいと寝惚け声で答えて、あたふた逸子が出て行く足音を聞きながら、鼈四郎は焜炉に炭を継ぎ足した。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
軌条は既に、石炭の積載に便利なように坑のほとんど入口まで引込んであった、それだから坑のすぐ縁まで線路を導くためには、我々は二三本の軌条を継ぎ足しさえすれば事が足りたようなわけである。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
継ぎ足しの軌条は剥取って遠くへ運び去った。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
いわく、最も不埒なるは、神殿、拝殿等、訓令の制限に合わぬ点を杉丸太で継ぎ足し、亜鉛葺き等一時|弥縫をなし、いずれ改造する見込みなり、当分御看過を乞う等で、そのまま放置する。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
先の見通しもないまま、一方が継ぎ足し継ぎ足しでしかし実に元気良く増殖を続けてきたのに対し、もう一方は端正で優秀であるけれど何が飛び出してくるかわからない面白味には欠ける。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
作例 · 標準
建物の継ぎ足しを繰り返したせいで、内部の構造が迷路のように複雑になっている。
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当初の予定にはなかった機能を継ぎ足しした結果、ソフトの動作が重くなった。
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この棚は継ぎ足しが可能なので、本の数に合わせて高さを変えられるのが便利だ。
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