犬酸漿
イヌホオズキ異読 いぬほおずき
名詞
標準
black nightshade (Solanum nigrum)
文例 · 用例
その時、私は精霊の恐ろしい視線が私の上に留まっているのを感じ、オルガンにも負けない朗々たる低声が、激しく哀切に、この上なく厳粛に、私の耳を圧したのだ―― 汝、地上の娘よ、吾は紫の犬酸漿、即ち南国のアトロパ・ベラドンナの精なり――そが暗き杯は嗅ぐ者に辛苦を、そが黒き実は味わう者に死を与う。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『犬酸漿』 青空文庫
」――カリュドンのアタランタ(*1)第一章 先日さる方から戴いた贈り物に、深紅のバラと紫のイヌホオズキを一つの花束として結んであった。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『犬酸漿』 青空文庫
バラとイヌホオズキ!
— A. キングスフォード A. Kingsford 『犬酸漿』 青空文庫
誰が見てもバラは愛の表象であり、イヌホオズキは静寂を象徴するからだ。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『犬酸漿』 青空文庫
「え、それはイヌホオズキだよ!
— A. キングスフォード A. Kingsford 『犬酸漿』 青空文庫
ありがたい一陣の風が屋外から小部屋に吹き込み、ぼろぼろの古外套の胸に止められたイヌホオズキの花房を揺らした。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『犬酸漿』 青空文庫
作例 · 標準
空き地の隅に咲いているイヌホオズキの白い花は、ナス科らしい可憐な形をしている。
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「あ、これイヌホオズキだ。黒い実が美味しそうだけど、毒があるから絶対食べちゃダメだよ」
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庭の手入れを怠っていたら、いつの間にかイヌホオズキが芽を出し、小さな実をつけていた。
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