泣く子も黙る
なくこもだまる
表現形容詞-語幹
標準
intimidating enough to quieten a crying child
文例 · 用例
お奉行様は、泣く子も黙る遠山|左衛門尉様だ。
— 黒門町伝七捕物帳 『乳を刺す』 青空文庫
相手もあろうに、今は京都で泣く子も黙る近藤勇を相手に取るに、木の椀を以てするとは何事であろう。
— 慢心和尚の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
当時泣く子も黙るところの長者町の大先輩ともあるべきものを、一言の挨拶もなく、いきなりふんづかまえて、手前物の駕籠の中へ押込み、約十里というがもの宙を飛んで、ところも嬉しい関ヶ原の野上へ持って来て、さあ、どうでもなりゃあがれとおっぽり出した度胸なんぞは、まことに及び易からざるものじゃないか。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
泣く子も黙るという、栗田の親分さんを、どげして舐めまっしょうかい」「それが、舐めちょるちゅうんじゃ。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
されば史家村の九紋龍史進といえば、この頃、泣く子も黙る名となっていた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
そんな豪勢な賊寨か」「おまけに、近ごろその仲間へ落ちていった、もと宋朝の禁軍の師範、豹子頭林冲というのがまた、めッぽう腕の冴えた男とかで、いよいよ梁山泊と聞いたら泣く子も黙るくらいなもんです」「が。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
沂嶺の虎といったら、泣く子も黙るによ」「そいつを、牝雄二匹、子を二匹、叩っ殺して降りて来たところだ。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
花和尚の魯智深を知らねえな」「さては、過ぐる年、大相国寺の菜園から都の内を騒がせたあのずくにゅう坊主か」「泣く子も黙る花和尚に、こけ脅しなんざ片腹いたい。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
彼の迫力ある一言に、泣く子も黙るほどの静寂が訪れた。
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その政治家は、泣く子も黙るほどの威圧感を持っている。
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「早くしなさい!」「…はい」彼の低い声は、泣く子も黙るほどだった。
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