ギチギチ
ギチギチ異読 ぎちぎち
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
creakily
文例 · 用例
「さア、もう一度ウインチを使って、蓋をして頂戴よオ」 ギチギチとウインチの鎖が軋んで、井戸の上には、元のように、重い鉄蓋が載せられた。
— 海野十三 『俘囚』 青空文庫
小僧さんが天秤棒が撓むほど、籠に一ぱいの大きな瓜を担いで来て、土橋をギチギチ急いで渡ってた。
— 長谷川時雨 『チンコッきり』 青空文庫
女中さんは堀井戸から冷っこいのを、これも素足で、天びん棒をギチギチならして両桶に酌んでくる。
— 長谷川時雨 『流れた唾き』 青空文庫
今を最後の千古の神秘をこめて、「ギチギチギチギチ。
— 夢野久作 『髪切虫』 青空文庫
廊下のギチギチ鳴る音。
— 三好十郎 『疵だらけのお秋(四幕)』 青空文庫
手早く腹帯を締直し、血の脂で少しギチギチする大刀を抜いてあらため、土間に片膝ついて草鞋の紐を結び直しながら)……そんな女、僕がやってもよい。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
手早く腹帯を締直し、血の脂で少しギチギチする大刀を抜いてあらため、土間に片膝突いて草鞋の紐を結び直しながら)……そんな女、僕がやってもよい。
— 三好十郎 『天狗外伝 斬られの仙太』 青空文庫
この時計、あんまり狂うたことはないとじゃが、ゼンマイがゆるんどるんじゃろう」 台所で、晩飯の支度をしているマンを見て、そんなことをいいながら、坐りこんで、ギチギチと、ネジを巻いた。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
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