身じろぎもしない
みじろぎもしない
表現形容詞
標準
didn't stir an inch
文例 · 用例
で、大噐氏は全く不知案内の暗中の孤立者になったから、黙然として石の地蔵のように身じろぎもしないで、雨に打たれながらポカンと立っていて、次の脈搏、次の脈搏を数えるが如き心持になりつつ、次の脈が搏つ時に展開し来る事情をば全くアテもなく待つのであった。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
で、大器氏は全く不知案内の暗中の孤立者になつたから、黙然として石の地蔵のやうに身じろぎもしないで、雨に打たれながらポカンと立つて居て、次の脈搏、次の脈搏を数へるが如き心持になりつゝ、次の脈が搏つ時に展開し来る事情をば全くアテも無く待つのであつた。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
妾が試しに顔に水を吹つかけても身じろぎもしないで二人とも死んだ見たいよ。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
でも娘たちは、そのままじっと身じろぎもしないの。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
焜炉の中ですっかり燃えきった紙が黒いカサカサした屑になってしまうまでミサ子は身じろぎもしないで見届けた。
— 宮本百合子 『舗道』 青空文庫
しいるようないやみな女の様子を一寸でも見たくない光君は幾度声をかけられても身じろぎもしない。
— 宮本百合子 『錦木』 青空文庫
女君は額髪をぬらしたまま被衣をかけて身じろぎもしないでいらっしゃるので乳母は今更のように悪い事をしたと思ってそっと几帳の間から中をのぞいてはホッと吐息をついて居た。
— 宮本百合子 『錦木』 青空文庫
正夫は突っ伏したまま身じろぎもしない。
— ――寓話―― 『囚われ人』 青空文庫
作例 · 標準
王の前に引き出された騎士は、身じろぎもしないで判決を待った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
深い瞑想に入った彼は、一時間もの間、身じろぎもしなかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
赤ん坊は母親の腕の中で、身じろぎもしないでぐっすり眠っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview