自業
じごう
名詞
標準
文例 · 用例
自分からいえばそれは「自業自得」であった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
自業自得を、人の責任におっつけるのは、図々しすぎるぜ」船長は、こいつ一つ脂をすっかりしぼりぬいてやろうと考えた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
」「違うでしゅ、それでした怪我ならば、自業自得で怨恨はないでしゅ。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
しかるを、わざと人間どもが、迎え見て、損わるるは自業自得じゃ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
お父さんは、まあ、自業自得で仕方がないとしても、あたしにまで、こんな赤い太鼓の片棒かつがせて、チンドン屋みたいな事をさせてさ、お母さんはきっと、お父さんをうらんで、化けて出るわよ。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
」「ふん、」と兎は軽蔑し、「自業自得ぢやないの。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」「ふん、」と兎は輕蔑し、「自業自得ぢやないの。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それですから勇二は逃げるも、どうするもありません、なんの苦もなく召し捕られました」「金造はなぜ殺されたんですか」「金造の殺されたのは自業自得で……。
— 大森の鶏 『半七捕物帳』 青空文庫