散り初めるちりそめる動詞1標準文例 · 用例山路は岩も隠れるまで、桂はもとより、もみじも待たで散り初める、種々のかえでや朴、橡、楢などのひろ葉で埋められてゆく。— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫嫁にゆくつもりはないのかとおばあさまにはじめて云われたのは、ちょうどあの桃の散りそめる頃のことだったが、いつかおなじ季節がめぐって来たのだと思い、一年の明け暮れを、そのあいだの身の上の変り方をつくづくふりかえる気持だった。— 桃の井戸 『日本婦道記』 青空文庫