ずぶ濡れ
ずぶぬれ
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #36134 · 青空 126 例
標準
dripping wet
文例 · 用例
夫人と結婚して間もない頃、雨でずぶ濡れになった小猫を拾って帰り、その泥だらけのままの猫を懐中に入れて、長い間やさしく暖めていた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
お徳は急いで表の戸をあけると、竹の子笠をかぶった藤吉がずぶ濡れになってはいって来た。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
妹は頭からずぶ濡れになったままで泣きじゃくりをしながらお婆様にぴったり抱かれていました。
— 有島武郎 『溺れかけた兄妹』 青空文庫
」「でも、分らないのは、――新聞にも出ましたけれど、ちゃんと裾腰のたしなみはしてあるのに、衣ものは、肌まで通って、ぐっしょり、ずぶ濡れだったんですって。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
そこら鼠色の汚え泡だらけになって、どんみりと流れたわ、水とハイ摺々での――その方は岸へ上って、腰までずぶ濡れの衣を絞るとって、帽子を脱いで仰向けにして、その中さ、入れさしった、傍で見ると、紫もありゃ黄色い糸もかがってある、五|色の――手毬は、さまで濡れてはいねえだっけよ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
「それとも、着物のままはひつて、ずぶ濡れの姿で貴公子と逢つて、ふたりでストオヴでかわかしたのかな?
— 太宰治 『富嶽百景』 青空文庫
せつかく、かわかした着物を、またずぶ濡れにして、泳がなければいけない。
— 太宰治 『富嶽百景』 青空文庫
そこで、さきほどからの強雨はいくらか細めになったが、細身の洋杖蝙蝠傘をとおして、私はまったくのずぶ濡れになってしまっていた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
突然の夕立に遭い、傘を持っていなかったのでずぶ濡れになって帰宅した。
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水溜りに突っ込んだバイクのせいで、通行人がずぶ濡れになった。
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洗濯物を取り込むのが遅れて、せっかく乾いた服がまたずぶ濡れだ。
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