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需品

じゅひん
名詞
1
標準
supplies
文例 · 用例
併し序に言ふが、給料はといつたら、それはそれはお話にならないもので、女優の三分の一は十円乃至十五円といふ、彼等の必需品化粧料を買ふさへ出兼る程のそれだつたのである。
――飜弄さる 蜻蛉 青空文庫
たとえば前の柿の例にしても、贈って来た人の好意は全然引離して考えに入れず、柿よりも米、味噌、醤油の方が生活必需品としてより価値的だといった議論をしたり、また、贈り主の意だけ認め過ぎて、送ってくれるなら古草鞋|片足でもよいのだという議論は、只今の柿の贈物の実相には当て嵌りません。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
私からそれを言い出したのであったが、とにかく一家はそのつもりになって、穴を掘って食料を埋めたり、また鍋釜茶碗の類を一|揃、それから傘や履物や化粧品や鏡や、針や糸や、とにかく家が丸焼けになっても浅間しい真似をせずともすむように、最少限度の必需品を土の中に埋めて置く事にした。
太宰治 薄明 青空文庫
あいつは頭がよくって、何でもはっきり割り切ろうとしていたからなあ」「そうだ、ここのように純粋の軍需品会社でもなく、平和になればまた早速に不況になる惧れのあるような会社は見込みがないって言ってたよ」 山岸は辺りへ聞えよがしに言った。
岡本かの子 越年 青空文庫
少し贅沢じゃないかな」「いや、贅沢といえば贅沢だが、しかしこりゃ僕の必需品なのだよ。
織田作之助 青空文庫
梶井の父は軍需品の売込みか何かに関係して、よほど儲けたという噂であったが、戦争後の事業勃興熱に浮かされて、いろいろの事業に手を出したところが、どれもこれも運が悪く、とうとう自分の地所も人手にわたして、気の毒な姿でどこへか立去ってしまいました。
岡本綺堂 月の夜がたり 青空文庫
飾り、漁類問屋をやっている中に、日露戦争にぶっつかり、奇貨おくべしというので大倉喜八郎の牛缶に傚って、軍需品としての魚の缶詰製造を思い立ったが、慣れない商売の悲しさ、缶の製造業者に資本を喰われて、忽ち大失敗の大失脚。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
下田から一週間おきに燈臺通ひの船が出ることになってをり、その船で水から米、其他燈臺守たちの必需品を運ぶのであった。
島三題 樹木とその葉 青空文庫
作例 · 標準
戦地の兵士たちに食糧や燃料などの需品を届けるため、輸送部隊が夜通し走り続けている。
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補給基地の倉庫には、衣類やテントといった膨大な量の需品が整然と積まれていた。
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需品の供給が滞ることは、軍隊の士気と戦闘能力に壊滅的な打撃を与える。
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2
標準
quartermaster
作例 · 標準
彼は需品としての責務を全うするため、前線の弾薬不足を解消するべく奔走した。
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新任の需品は、在庫リストの不一致を指摘し、管理体制の徹底的な見直しを命じた。
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物資の調達から配分までを完璧にこなす彼は、周囲から信頼の厚い需品である。
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