兄弟弟子
きょうだいでし
名詞
標準
fellow pupil
文例 · 用例
それで、世間では、光明氏も光が附き、私も光が附いているので、兄弟弟子ででもあるかのように、余り仲が好いものですから思っていた人もありました。
— 石川光明氏と心安くなったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
この寺の開祖は無底和尚というて前記東禅寺の無尽とは兄弟弟子であったという。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
それから林美雲は前に述べたように以前は父と兄弟弟子だったが、東雲歿後は父を師匠代りにして来ていた。
— 高村光太郎 『回想録』 青空文庫
兄弟弟子一 きょうも秋の空は澄みきっている。
— 二天の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
泥棒の城太郎と兄弟弟子となることを敢て拒否するような顔つきなのだ。
— 二天の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
ああ、なつかしや老先生……それと知れば心極の太刀で、今日新九郎殿に打ち込まれたのは、その昔先生からお手をもって打たれたような心地がいたす……」 計らざりき、二人は知らぬ間に、同門の兄弟弟子となっていたのだ――新九郎は、改めて「剣秘不識篇」の情けの書を、鐘巻自斎の手に返した。
— 吉川英治 『剣難女難』 青空文庫
二十五人そろってきょうだいでした。
— DEN STANDHAFTIGE TINSOLDAT 『しっかり者のすずの兵隊』 青空文庫
さては――」 当然のごとく疑いのかかったのは、ふたりのきょうだいでした。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫