眼鏡橋
めがねばし
名詞
標準
arched bridge
文例 · 用例
八 黒焼き 学生時代に東京へ出て来て物珍しい気持ちで町を歩いているうちに偶然出くわして特別な興味を感じたものの一つは眼鏡橋すなわち今の万世橋から上野のほうへ向かって行く途中の左側に二軒、辻を隔てて相対している黒焼き屋であった。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
白くして悩める眼鏡橋のうへを鉄輪を走らしつつ外科医院の児は過ぎゆき、気の狂ひたる助祭は言葉なく歩み来る。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
その頃まだ珍らしい見物になっていた眼鏡橋の袂を、柳原の方へ向いてぶらぶら歩いて行く。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
眼鏡橋を渡ってから突き当たりの大時計は見えながらなかなかそこまで車が行かないのをもどかしく思った。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
お庄は広々した静かな眼鏡橋の袂へ出て来た。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
運河には石の眼鏡橋。
— 芥川龍之介 『続野人生計事』 青空文庫
九 日本橋附近という題目からはやや遠くなるけれども、あの眼鏡橋(万世橋)あたりのさまも次手にここに書き残して置きたい。
— 田山花袋 『日本橋附近』 青空文庫
眼鏡橋を渡ってすぐ入って行く講武所の細い通りなどは、その時分は賑かなものだったのである。
— 田山花袋 『日本橋附近』 青空文庫
作例 · 標準
長崎には美しい眼鏡橋があり、観光名所となっている。
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眼鏡橋のアーチが水面に映り、まるで眼鏡のように見える。
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あの古い眼鏡橋は、地域の歴史を見守ってきた証だ。
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ウィキペディア
眼鏡橋(めがねばし)は、橋の種類のひとつ。本来はアーチが2つ連なった石造2連アーチ橋を指す。2連アーチ橋自体と水面に映る橋とが合わさった姿が眼鏡のように見えることが、その名の由来といわれている。広義では、単アーチ橋や3連以上のアーチ橋も含めた石造アーチ橋全般を眼鏡橋と呼ぶ。また、石造だけでなく煉瓦造のものも眼鏡橋と呼ばれることがある。個別の橋の名称や別称としても用いられる。
出典: 眼鏡橋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0