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名詞
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標準
文例 · 用例
たとへば水盤の中で遊して居る金魚、不規則に動搖する衣裝のヒダに見る陰影の類はリズムでないか。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
より複雜にして、より微妙なる、一つの旋律的なリズムがある、然り、水盤の中で遊して居る魚の美しい運動は、明らかに一つの音樂的樣式を語つてゐる。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
かの魚の遊に於ける音樂的樣式の如く、部分としては拍節のリズムを指示することができない。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
うらがなしい春の日のたそがれどきこのひとびとの群は建築と建築との軒をいでどこへどうして流れゆかうとするのか私のかなしい憂愁をつつんでゐるひとつの大きな地上の日影ただよふ無心の浪のながれああどこまでもどこまでも この群集の浪の中をもまれて行きたい。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
『これはさういふ種類の煙草です』遊浮びいづるごとくにもそのぎ手はさ青なりみなみをむきなみなみのながれははしる。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
岬をめぐるみづのうへみなぎ手はならびゆく。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
見よ 烈日の丘に燃ゆる瞳孔ありおん手に魚あれどもがせたまはず聖者めんめんと涙をたれはてしなき砂金の道を踏み行きたまふ。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
幼樹は街路にぎいでぴよぴよと芽生は萌えづるぞ。
萩原朔太郎 純情小曲集 青空文庫