重い罪
おもいつみ
表現名詞
標準
serious crime
文例 · 用例
どんな重い罪科になつてもちつとも不満はありません。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
次郎兵衛は重い罪にとわれ、牢屋へいれられた。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
けれども、三百枚の中から五、六枚くらい抜書きしても、そんなに重い罪にはなるまいと考えられる。
— 太宰治 『鉄面皮』 青空文庫
しかしかれらを恐れさせたのは、その旅人の背負っている重い罪の影か、あるいは殺された女の凄惨い姿か、確かには判断がつかない。
— 岡本綺堂 『木曽の旅人』 青空文庫
しかしこれは不思議がるほどの事でもなく、どさくさ紛れに綱を切って、もとの明神の森へ飛んで行ったのかも知れません」「関係者一同はどんな処分をうけました」「今日の刑法では、誰も重い罪にはならない筈ですが、昔はみんな重罪です。
— 二人女房 『半七捕物帳』 青空文庫
勿論、こんな変りものは買う方も悪いということになっていましたから、たといいか物を売り込んだことが知れても、重い罪にはなりません。
— 冬の金魚 『半七捕物帳』 青空文庫
重い罪名を負わされる。
— 太宰治 『燈籠』 青空文庫
自分は前生にどんな重い罪障があってこの苦しみに堪えねばならないのであろう、母君はもう死んでおいでになるにしても、自分を愛してくださるならその国へ自分をつれて行ってほしい。
— 玉鬘 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
例句