病み上がり
やみあがり
名詞名詞-の形容詞
標準
convalescence
文例 · 用例
「ワトソンが説明してくれようが、僕はまだ病み上がりで。
— THE REIGATE PUZZLE 『ライギット・パズル』 青空文庫
第五章 広告の呼んだ客 この病み上がりの身体に今朝の頑張りがこたえたのか、午後になると疲れが出てきた。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
ごく稀にそんな山径で行き逢いますと、なんだか病み上がりの僕の方を胡散くさそうに見て通り過ぎましたが、それは僕に人なつかしい思いをさせるよりも、かえってへんな佗びしさをつのらせました……)――そんな侘びしさがこの六月の高原にはまるで無いことが何よりも僕は好きです。
— 堀辰雄 『美しい村』 青空文庫
気骨|凌々たる眉宇と里見無念流の剣法に鍛えた五体とがきりりと締まって、年よりは二つ三つふけても見えようが、病み上がりとはいえ、悍馬のようなはなやかさが身辺にあふれているから、苔臭い庭がぱっと明るくなったほど、なんとも立派な若衆ぶりだ。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
はやく行かっしゃい、時遅れては」「では、お信は、まだあの傷手の病み上がり、どうぞ」「ああ、心配しなさるな。
— 吉川英治 『無宿人国記』 青空文庫
終戦後のことですが、戦争中から戦後へ、どうもたいへん苦労をかけた自分の妻をですね、病気しましたんで、その病み上がりになにか慰めてやりたいと思いまして、上方までつれていったんです。
— 吉川英治 『親鸞聖人について』 青空文庫
今まではあまりに気をよくして待っていたが、こんどはすぐ百フラン送るよう、さもなければ、あの大病から病み上がりの小さなコゼットをこの寒空に往来に追い出すばかりだ、そしたらどうとでもなるがいい、勝手にくたばってしまうがいい。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
そのお蔭で、彼は故郷を出てから夢中であった過去のことを、静かに瞑想してみることが出来た――今憶えば、病み上がりの柔弱な体で、よく大胆にこの冒険が敢えて出来たと思えるのだった。
— 吉川英治 『剣難女難』 青空文庫
作例 · 標準
まだ病み上がりなので、無理は禁物だ。
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病み上がりの体に、温かいスープが染み渡る。
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彼は病み上がりにもかかわらず、仕事に復帰しようと焦っていた。
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