荘田
しょうでん
名詞
標準
文例 · 用例
「相手つて、まさか我々の荘田夫人ぢやあるまいね。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
「あれが、有名な荘田夫人ですよ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」 さう云はれて見ると、信一郎も、荘田夫人なるものゝ写真や消息を婦人雑誌や新聞の婦人欄で幾度も見たことを思ひ出した。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
今では、荘田家はあの奥さんと、美奈子と云ふ十九の娘さんだけです。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
それで、奥さんは離縁にもならず、娘さんの親権者として荘田家を切廻してゐるのです。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
尤も、荘田夫人は普通の奥さん方とは違ひますから、突然尋ねて行かれても、屹度逢つて呉れるでせう。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
荘田瑠璃子が、どんな女性であらうとあるまいと、そんな事は何の問題でもないのだ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
が、何処にも、荘田と云ふ表札は、見出さなかつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫