幻魔
げんま
名詞
標準
文例 · 用例
……このドグラ・マグラという言葉は、維新前後までは切支丹伴天連の使う幻魔術のことをいった長崎地方の方言だそうで、只今では単に手品とか、トリックとかいう意味にしか使われていない一種の廃語同様の言葉だそうです。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
語源、系統なんぞは、まだ判明致しませぬが、強いて訳しますれば今の幻魔術もしくは『堂廻目眩』『戸惑面喰』という字を当てて、おなじように『ドグラ・マグラ』と読ませてもよろしいというお話ですが、いずれにしましてもそのような意味の全部を引っくるめたような言葉には相違御座いません。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
犬山|道節、石川五右衛門、天竺徳兵衛、自来也以上の幻魔術が現代に行われ得る事になりはしまいか。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫