燻る
くすぶる異読 ふすぶる・いぶる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞多音語
標準
to smoke
文例 · 用例
雪の中で燻る枕木は外へは火も煙も立てなかった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
話の本筋が燃えたと思ふと、直ぐそれは作者の亢奮に燻る。
— 『青空』記事 『「青空語」に寄せて(昭和二年一月號)』 青空文庫
とやっぱり芬とする懐中の物理書が、その途端に、松葉の燻る臭気がし出した。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
黒い夜草深い野の中で、一匹の獣の心は燻る。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
誘はれるでもなく覓めるでもなく、私の心が燻る……冬の明け方残んの雪が瓦に少なく固く枯木の小枝が鹿のやうに睡い、冬の朝の六時私の頭も睡い。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
」 と蚊遣香は、小刻を打つて畝つて、せつせと燻る。
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
「おお、燻る燻る、これは耐りませぬ、お目の悪いに。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
ときどきは鬱々として生命を封付けられる恨みがましい生ものの気配いが、この半分|古菰を冠った池の方に立ち燻るように感じたこともあるが、復一はそれを自分の神経衰弱から来る妄念のせいにしていた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
作例 · 標準
古いストーブから、けむりがくすぶる音が聞こえた。
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標準
to be sooty
標準
to smoulder (e.g. a dispute)
標準
to seclude oneself
作例 · 標準
都会の喧騒から離れ、静かな山奥でくすぶるように暮らしたい。
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標準
to live in obscurity
作例 · 標準
地方の小さな町で、ひっそりと隠居生活を送り、くすぶるように日々を過ごしていた。
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