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不当利得

ふとうりとく
名詞
1
標準
excessive profit
文例 · 用例
あんまり有難さに一両の金を出しますと、どうしても取らないのです、そういう不当利得を受くべきはずのものじゃないと思ってるんですな。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
かくのごときは実に一種の「不当利得」にほかならないと私は考えています。
末弘厳太郎 嘘の効用 青空文庫
著者には有難い話であるが、少し不当利得のような気もする。
中谷宇吉郎 南極・北極・熱帯の雪 青空文庫
物価が正常のところに復するのはいつであるか、その時期は容易に判らぬとしても、十円に仕入れたものが景気に乗って二十円三十円にも売れるなどということは決して尋常の沙汰でなく、儲かってもそれは不当利得である。
――所信と体験―― 一商人として 青空文庫
例の不当利得者の一派も、かの野村吉太郎ら正義派の連中も、それぞれの立場から、泰三のする事をば満足して眺めていた。
山本周五郎 思い違い物語 青空文庫
かれらは肩肱を張り、眼を光らせて不当利得派をねめまわし、それから互いに頷き、こう囁き合っていた。
山本周五郎 思い違い物語 青空文庫
――持木屋成助は贋金をつかったゆえに五人の旦那から訴えられ、五人の旦那は物資隠匿と不当利得のかどで訴訟された。
忍術千一夜 第二話 三悪人物語 青空文庫
[31] 公安委員会(フランス革命期の) 不当利得者を容赦なくギロチンに送った悪名高い委員会。
Le Pere Goriot ゴリオ爺さん 青空文庫
作例 · 標準
契約書に不備があり、相手方は不当利得を得ていた。
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法律は、不当利得の返還を求めることができると定めている。
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その企業は、市場の混乱に乗じて不当利得を上げていたと非難された。
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