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継ぎ手

つぎて
名詞
1
標準
文例 · 用例
プロレタリア文学運動が、運動として退潮して後、民衆の生活を直接取り上げてゆく作家として加賀氏はプロレタリア文学の正当な要素の受け継ぎ手の一人であるかのように一部の読者に思われている。
――文芸時評―― ヒューマニズムへの道 青空文庫
しかし、継ぎ手のない家屋が空き家となることも少なくなく、商店街にも跡取りが見つからず、店を閉めたままの商店が目につくような時期があった。
澤西祐典 くじらようかん 青空文庫
ある師匠のところで、継ぎ笛の竹の、その継ぎ手の所に蒔絵をするのが流行ったことがあった。
岩本素白 青空文庫
青草の中に身を沒して居る毒蛇に直接手を觸れようとするものは一|人もないけれど、遠くから土塊を擲つたり、棒の先でつゝいたり徒らに怒る牙を振はせることは彼等の好んでする處であつた。
長塚節 青空文庫
お兄様は、あの連中とは御交際があったとのことでござりまするが、お兄様にはくわしいことは分かっておりませんか」 新一郎は、どきんと胸に堪えながら、「いや、わしにも分からぬが……」「誰が、直接手を下したかは、問題ではござりませぬ。
菊池寛 仇討禁止令 青空文庫
この避雷針から窓へ直接手をかけることは誰にだってできないだろう。
THE MURDERS IN THE RUE MORGUE モルグ街の殺人事件 青空文庫
が、彼女が直接手紙を持つて來てくれたことが嬉しかつた。
横光利一 悲しみの代價 青空文庫
即ち、最初バルーンを降す時に驚きの余り急いだため捲取機を使用せずに直接手で手繰り降してしまった事です。
大阪圭吉 デパートの絞刑吏 青空文庫