懸札かけふだ名詞1標準文例 · 用例それから三人前後して濡れた石を踏みながら典座寮と書いた懸札の眼につく庫裡から案内を乞うて座敷へ上った。— 夏目漱石 『初秋の一日』 青空文庫「近日十津川郷人来当寺領大滝村懸札申云当村并花園村等吉野領十津川之内也仍令懸此芳野領」とあるから、今の奥の院の大師霊廟の前にある無明の橋のことであろう、あの辺にも亦高札を立てた。— 谷崎潤一郎 『覚海上人天狗になる事』 青空文庫