勉励
べんれい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
diligence
文例 · 用例
その境遇に処し、その信ずるところを行なうて、それで満足し安心し、そして勉励している。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
刻苦勉励によって鈍い直覚力を磨き上げ、なおこれを補うのに、学び得た知識と伎倆を以てするのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
刻苦勉励、学問をも仕り、新しき神道を相学び、精進潔斎、朝夕の供物に、魂の切火打って、御前にかしずき奉る……媛神 私は些とも頼みはしません。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
性質は極めて柔順温良で、勤務勉励、品行方正、成績優等……曰く何……曰く何……。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
ここに一商店の主人があると仮定して、その主人が商利を得て必ずこれを使用人等に分かつとすると、使用人等は主人が福利を得るのは、即ち自分等が福利を得ることになるので、勉励して業務に従い努めて、主人に利を得させようとすることは無論のことである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
周公、孔子のような聖人、ナポレオン、アレキサンダーのような英雄、或いはニュートン、コペルニクスのような学者であっても、皆その努力に因ってその事業に光彩を添え、勉励に因って大成している事実は、ここでクドクド云う迄もないことである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
『では、さういふ標準がないなら、何処から、努力、勉励、向上などといふ形を持つて来るのか』 私は答へた。
— 田山録弥 『心理の縦断』 青空文庫
あれを、『ある男の話』程度のものを、もう一度何うかして、渾然としたものに、またはこの宇宙の空間に単にそれだけで独立して浮んでゐるやうなものにしたいと思へばこそ、我々芸術を旨とするものは、刻苦勉励してゐるのではないか。
— 田山録弥 『三月の創作』 青空文庫
作例 · 標準
彼は学業に勉励し、見事第一志望の大学に特待生として合格した。
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若き日の苦労を忘れず、商売に勉励した結果、彼は大きな財を成した。
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師匠の教えを守り、日々技術の向上に勉励する弟子たちの姿に胸を打たれた。
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