軽騎
けいき
名詞
標準
文例 · 用例
彼女は彼等に貴族の末路を象徴するブカレスト生れの軽騎兵の肖像と、人間の過去のミイラと、女の踵を提供した。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
彼女は彼等に貴族の末路を象徴するブカレスト生れ軽騎兵の肖像と、人間の過去のミイラと、女の踵を提供した。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
」 さう云ひながらボニ侯爵は軽騎兵の服を型取つた古い部屋着のまま中庭の雪へ下りて行つた。
— 岡本かの子 『雪』 青空文庫
此月燕王|指揮李遠をして軽騎六千を率いて徐沛に詣り、南軍の資糧を焚かしむ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
燕王|悦んで曰く、敵必ず兵を分ちて之を護らん、其の兵分れて勢弱きに乗じなば、如何で能く支えんや、と朱栄、劉江等を遣りて、軽騎を率いて、餉道を截らしめ、又|游騎をして樵採を妨げ擾さしむ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
軽騎兵の士官で、血色のいい紅い顔をして、眼が飛び出している。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
」 その軽騎兵は、昨日見かけた青年たちの一人であることにわたしは気づいたが、にっこり笑って一礼する拍子に、拍車を打合せて、サーベルの釣輪をがちゃりと鳴らした。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
「子猫の褒美に――お手を」と、軽騎兵は、にやりと笑うと、新調の軍服にきっちり締め上げられた逞しい全身を、ぐいと反り返らせた。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫