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頓着ない

とんじゃくない異読 とんちゃくない
形容詞
1
標準
indifferent
文例 · 用例
彼の肘の前にある灰皿の中の、喫ひ終つたばかりの喫殻から登る紫色の煙と、他の古い喫殻にそれが燃え移つて出る茶褐色の毒々しい煙とが、やゝもすれば彼の顔に打つ衝かつたが、そんなことには元来頓着ない彼であつた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
衣水子、木川子など、いずれも勇気|勃々、雨が降ろうが火が降ろうが、そんな事には委細|頓着ない
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
もうこの位のものをかぶるのはあたりまへだ、と、で少しもそのことに頓着ないやうな顔付をして、だが内心妙な滑稽を感じたが、強いて平然として「只今!
牧野信一 〔編輯余話〕 青空文庫
石刻の仏像は、しかも何も知らぬやうに、何者が来てそれと相対しやうが対すまいが、感動しやうが感動しまいが、そんなことには頓着ないといふやうに、寂としてそこに立つてゐるのであつた。
田山録弥 石窟 青空文庫
「まさか、そんなこともなからうが……」 彼は何か云ひ続けようとしたが止めて、そんなことには頓着ない者のやうに、見るからに悠然と口笛を吹きながら池のまはりを蹣歩しはじめた。
牧野信一 池のまはり 青空文庫
――生家にゐる時分、彼の父はそんなことには一切頓着ない人だつたが、それでも彼が海から帰つて来て、褌ひとつで食膳に向つたりすると、時には困惑の情を露にして、おい、出掛けよう!
牧野信一 鏡地獄 青空文庫
けれども、対手は一向頓着ない風だ。
宮本百合子 ズラかった信吉 青空文庫
周圍の人には頓着ない自分の心持一つで生きてゐる事があり/\見えた。
千家元麿 自分は見た 青空文庫
作例 · 標準
彼は他人の評価には頓着なく、自分の道を突き進んだ。
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どんなに状況が悪化しても、彼女は頓着なく振る舞っていた。
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服装には全く頓着ない彼のスタイルは、ある意味で個性的だ。
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頓着ない(とんじゃくない) — 幻辞.com