用談
ようだん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
business conversation
文例 · 用例
しかし、この機構の背後には色々の人間がさまざまの用談をし取引を進行させており、あらゆる思惟と感情の流れが電流の複雑な交錯となってこの交換台に集散しているのである。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
早く、幹太郎に用談を伝えようとあせる。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
あたたかくなって、そろそろ桜の花がひらきはじめ、僕はその日、前進座の若手俳優の中村国男君と、眉山軒で逢って或る用談をすることになっていた。
— 太宰治 『眉山』 青空文庫
用談というのは、実は彼の縁談なのであるが、少しややこしく、僕の家では、ちょっと声をひそめて相談しなければならぬ事情もあったので、眉山軒で逢って互いに大声で論じ合うべく約束をしていたのである。
— 太宰治 『眉山』 青空文庫
これを着て出掛けた時には、用談も、あまりうまく行かない。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
その後二週間ほどたって、自分は用談の客と三時間ばかり相談をつづけ、客が帰ったあとで、やや疲れを覚え、横になったまま庭をながめて秋の日影がだんだんと松の梢をのぼって次第に消えてゆくのを見ながら、うつらうつらしていた。
— 国木田独歩 『まぼろし』 青空文庫
この眼科医とその前日現に出会って用談をしているうちに邪魔がはいって談を中絶された事があったのである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
用事のある客が来たのを招き入れて用談かたがたお茶を飲むときもありますが、どうもあとで、はっきりお茶を飲んだ気がしません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
重要な用談のため、取引先の担当者と会食した。
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彼は朝から晩まで用談で忙しく、ゆっくり休む暇もない。
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週末に、共通の知人を交えて軽い用談を行った。
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