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囈語

げいご
名詞
1
標準
delirious talk
文例 · 用例
甚だ杜撰なディレッタントの囈語のようなものであるが、一科学者の立場から見た元禄の文豪の一つの側面観として、多少の参考ないしはお笑い草ともならば大幸である。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
その声が思ったより高く一間の中に響き渡ると、返事をするようにどの隅からもうめきや、寝返りの音や、長椅子のぎいぎい鳴る音や、たわいもない囈語が聞える。
リルケ Rainer Maria Rilke 青空文庫
今から百年前にこの書を読んだ人にはおそらく無意味な囈語のように思われたであろうと思うような章句で、五十年前の読者にはやっと始めてその当時の科学的の言葉で翻訳されたであろうと思われるのがある。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
断るまでもなく与太郎の囈語みたいなものである。
――三月十九日夜――  山頭火 鎖ペンを握って 青空文庫
ふざけた囈語は置てくれ。
幸田露伴 風流仏 青空文庫
驚いたのは、多分隣の部屋に寝てゐる軍人の一人が囈語でも云つて、寝返でもしたのであつたらう。
森鴎外 金貨 青空文庫
囈語竊盜金魚強盜喇叭恐喝胡弓賭博ねこ詐欺更紗涜職|天鵞絨姦淫林檎傷害|雲雀殺人ちゆりつぷ墮胎陰影騷擾ゆき放火まるめろ誘拐かすてえら。
山村暮鳥 聖三稜玻璃 青空文庫
そうした時に手帳をあけて自分の書いてある暗号のようなものを見ると、ほとんどなんの意味をも成さない囈語でなければ、きわめて月並みないやみな感想に過ぎなかった。
寺田寅彦 球根 青空文庫
作例 · 標準
高熱を出して寝込んでいる息子が、うなされながら意味不明な囈語を発している。
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彼は酔っ払うといつも、過去の栄光について支離滅裂な囈語を並べる癖がある。
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深い眠りの中で聞いた彼の囈語には、誰にも言えない秘密が混ざっていた。
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