現象学的還元
げんしょうがくてきかんげん
名詞
標準
phenomenological reduction
文例 · 用例
この性格が存在の性格を優越すること、それが現象学的還元に外ならない。
— 戸坂潤 『空間概念の分析』 青空文庫
現象学的還元を施さない時にのみ――それが自然的立場である――、存在の性格は保たれる。
— 戸坂潤 『空間概念の分析』 青空文庫
処が現象学的還元はこの存在の性格を否定した。
— 戸坂潤 『空間概念の分析』 青空文庫
空間の性格は意識ではないから、意識の性格に於て現象を理解する現象学的還元によって、空間は本来の問題として提出される機会を失って了う外はない。
— 戸坂潤 『空間概念の分析』 青空文庫
何故なら個人的意識は、或る方向に於てもはやそれ以上還元出来ない最後の基体として、登用されるのが常であるから(例えばフッセルルの現象学的還元)。
— 戸坂潤 『イデオロギー概論』 青空文庫
作例 · 標準
先入観を捨てて事象そのものに向き合うため、現象学的還元を行う必要がある。
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現象学的還元を通じて、我々は日常的な「自然的な態度」から脱却することができる。
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純粋意識の本質を取り出すためのプロセスとして、現象学的還元は哲学的に重要な意味を持つ。
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