千里眼
せんりがん
名詞
標準
clairvoyance
文例 · 用例
どうして俺が毎晩家へ帰つて来る道で、俺の部屋の数ある道具のうちの、選りに選つてちつぽけな薄つぺらいもの、安全|剃刀の刃なんぞが、千里眼のやうに思ひ浮んで来るのか――お前はそれがわからないと云つたが――そして俺にもやはりそれがわからないのだが――それもこれもやつぱり同じやうなことにちがひない。
— 梶井基次郎 『桜の樹の下には』 青空文庫
そうして人は千里眼順風耳を獲得し、かつて夢みていた鳥の翼を手に入れた。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
どうして俺が毎晩家へ帰って来る道で、俺の部屋の数ある道具のうちの、選りに選ってちっぽけな薄っぺらいもの、安全剃刀の刃なんぞが、千里眼のように思い浮かんで来るのか――おまえはそれがわからないと言ったが――そして俺にもやはりそれがわからないのだが――それもこれもやっぱり同じようなことにちがいない。
— 梶井基次郎 『桜の樹の下には』 青空文庫
いろいろな「奇蹟」たとえば千里眼透視術などをやる人でも、影にかくれた助手の存在を忘れて、ほんとうに自分が奇蹟を行なっているような気のする瞬間があリ、それが高じると、自分ひとりでもそれができるような気になる瞬間もありうるものらしい。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
おつや おじさんの千里眼は偉い。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
きょうの後場の大阪電話はこの調子だと来ないかも知れません」 と云っても叔父は以前のように「千里眼だ」なぞ云って冷笑しなくなった。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
あれ程の真黒焦の焼餅やきな位だから、吾が夫のことでヒステリーのやうになると、忽ちサイコメトリー的、千里眼になつて、「吾が行へを寝ぬ夢に見る」で、あり/\と分つて後追駈けたものであらうかも知れぬ。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
」「や、や、千里眼。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、未来を見通す千里眼の能力を持っていると噂されている。
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標準
clairvoyant
作例 · 標準
彼は、まるで千里眼を持っているかのように、私が何を考えているか当てた。
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