郷人
きょうじん
名詞
標準
文例 · 用例
「同郷人だったのかな?
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
誰か、あるだろう、お前の保護者とか保証人とかいうものが」 父の東京の別荘に出入りしていた書画|骨董商の渋田という、自分たちと同郷人で、父のたいこ持ちみたいな役も勤めていたずんぐりした独身の四十男が、自分の学校の保証人になっているのを、自分は思い出しました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
」 八郎が剥身屋の親仁に軽く会釈をしたが、その語気は、故郷人に対する親みぶりか、かえって他人がましい行儀だてだか、分らないうちに、庇を離れて、辻で人ごみを出る内儀と一所になった。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
幼にして精敏、双眸烱々として、日に書を読むこと寸に盈ち、文を為すに雄邁醇深なりしかば、郷人呼んで小韓子となせりという。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
実行されることも無く、成就されることもない大計画が、自分の心中や郷人の口の端に残るだけとなる。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
嗚呼、是れ畫工フエデリゴと彫匠トオルワルトゼンとの郷人なり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
私はまだ燥いでる一同の後ろから、この不意な、そして無遠慮な異郷人の闖入行為を立ち竦んで恥じねばならなかった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
京都は――恰もそこの藝子舞子のやうに――偏へに他郷人の爲めに市の計を爲してゐるやうに見えるが、大阪は、また其一見不愛想な商人の如く、他には構はないでひたすら自家の爲に働いて居るのである。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
ウィキペディア
會舞道郷人(あいぶどうごうじん)は、福島県会津の踊りを通して会津魂を発信する パフォーマンス集団である。 名称の由来は「郷に集う人々」である。
出典: 郷人 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0