職に就く
しょくにつく
表現動詞-五段-カ行
標準
to take up employment
文例 · 用例
一九〇一年、スイス滞在五年の後にチューリヒの公民権を得てやっと公職に就く資格が出来た。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
* 剛直漢|掃部頭井伊直弼は、安政五年四月、大老職に就くや、矢継早に、反動的な改革を強行して、勤皇の志士の憤激を買つた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
彼は何十年となく何かの名誉職に就くことを望んでいたのだったが、今度の消防組の組織のとき多額の寄附金によって初めて小頭になることが出来たのだった。
— 佐左木俊郎 『或る部落の五つの話』 青空文庫
ですから、大学を出て生理学を専攻する人は、二三年の後、それぞれ地位を求めて職に就くのが普通であります。
— 小酒井不木 『新案探偵法』 青空文庫
長兄のところへ舞戻って来てからもう一カ月以上になるのに、彼は何の職に就くでもなし、ただ朝寝と夜更しをつづけていた。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
長兄のところへ舞戻つて来てからもう一ヶ月以上になるのに、彼は何の職に就くでもなし、ただ朝寝と夜更かしをつづけてゐた。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
此年十二月十九日に、蘭軒は阿部|正精に請ふに間職に就くことを以てし、二十五日に奥医師より表医師に遷された。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
小学や中学において(大学においては勿論)軍人という一部の特殊な公職に就くための専門教育を施すことは肯定されません。
— 与謝野晶子 『三面一体の生活へ』 青空文庫