鐘撞き
かねつき
名詞
標準
文例 · 用例
晃 ところで、その鐘を撞く、鐘撞き男を誰だと思う。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
「おおかたお寺の鐘撞き堂を見て、死んだお父さんのことを思い出しているのだろう。
— 夢野久作 『ルルとミミ』 青空文庫
その村のお寺の鐘撞き堂に小さく小さくかすかにかすかに光る鐘……ルルはそれをジッと見つめていましたが、その眼からどうしたわけか涙がポトポトとしたたり落ちました。
— 夢野久作 『ルルとミミ』 青空文庫
そうして鐘撞き堂まで来ると、空高く月の光りに輝いている鐘を見上げました。
— 夢野久作 『ルルとミミ』 青空文庫
ミミは夢中になって喜びながら、お寺の鐘撞き堂を駈け降りました。
— 夢野久作 『ルルとミミ』 青空文庫
そのうちに鐘撞き堂の石段に、ミミの露に濡れた小さな足あとが、月の光りに照されているのが見つかりました。
— 夢野久作 『ルルとミミ』 青空文庫
しかし、夕方、私は教会の鐘撞き男に道で会ったが、彼にこう言いかけて、どういうわけで思いとどまったのかわからない――「さあ、百スーやるぜ。
— HISTOIRES NATURELLES 『博物誌』 青空文庫
」「またか、」と墓掘り人は言った、「鐘撞きみたいな奴だな。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫