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定命

じょうみょう異読 ていめい
名詞
1
標準
one's predestined length of life
文例 · 用例
ああ、あの下|辺で、産婦が二人――定命とは思われぬ無残な死にようをしたと思うと、屋根の上に、姿が何やら。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
定命録、続定命録、前定録、感定録等、小説|野乗の記するところを見れば、吉凶禍福は、皆定数ありて飲啄笑哭も、悉く天意に因るかと疑わる。
幸田露伴 運命 青空文庫
わたしもそれを聞いて安心しました」「人ひとりなくなったのを、けっこうというはずはないが、まあ、ああして終わりますれば、ハイ定命はいたしかたないとして、まずけっこうでござります、ハイ」「まあ暗くなったこと。
伊藤左千夫 告げ人 青空文庫
一九一五年版、ガスターの『ルマニアの鳥獣譚』三三七頁に記す処に拠ると、ルマニア人は犬の定命を二十歳と見立てたらしい。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
愛なきが故に、個性の充実を得切らずに定命なるものを繋いで死なねばならぬ人がある。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
然しながら所謂定命の死、不時の死とは誰が完全に決めることが出来るのだ。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
愛が完うせられた時に死ぬ、即ち個性がその拡充性をなし遂げてなお余りある時に肉体を破る、それを定命の死といわないで何処に正しい定命の死があろう。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
「が、この藤十郎も、人妻に恋をしかけるような非道な事は、なすまじいと、明暮燃え熾る心をじっと抑えて来たのじゃが、われらも今年四十五じゃ、人間の定命はもう近い。
菊池寛 藤十郎の恋 青空文庫
作例 · 標準
人は皆、自らの定命を知ることはできないまま生きている。
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その賢者は、王に「定命は変えられぬもの」と説いた。
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彼の最期は、まるで定命が尽きたかのようだった。
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2
標準
destiny
作例 · 標準
「これが私の定命なのだろう」と彼は運命を受け入れた。
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定命に抗うことは、時に人間の意志の強さを示す。
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物語は、主人公が自らの定命を探求する旅を描いている。
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