ときの気
ときのけ
名詞
標準
infectious disease
文例 · 用例
雷電に打たれたときの気持って、あんなものかも知れませぬ。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
「この娘を東国へ旅人の手に托けて送ったときの気持に戻って、いっそ、この娘を思い捨てるか。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
ふと幼いとき、夜泣きして、疳の虫の好く、宝来豆というものを欲しがったとき老僧の父がとぼとぼと夜半の町へ出て買って来て呉れたときの気持を想い出した。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
「ともかく、私が日本を出発するときの気慨は大変なものでしたよ。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
眠りに落ちるときの気持って、へんなものだ。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
そのときの気持といったら世にもなつかしい感じが致します。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
ですが、その塀のところまで行き切らないで、その少し手前までのほんの十五六歩ほどの緩い坂を疎林や疎竹に挟まれながら登って行くときの気持は実に世に便りないものでありながら而も無限にしみ/″\したものがどこからともなく胸に触れて来る境域でありました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
どこへ行っても村の人は悪丁寧な態度をして、妙に好奇な眼を向け出して来たのですから」 弟は、そのときの気持を想い出して、片奥歯をきつく噛み合せ、沈鬱な顔をした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代には、ときの気が流行して多くの人が命を落としたという。
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不衛生な環境では、ときの気が発生しやすくなる。
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現代社会では、衛生管理の徹底でときの気の蔓延を防いでいる。
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