木食
きくい
名詞
標準
文例 · 用例
「栗の木食って 栗の木死んで かけすが食って 子どもが死んで 夜鷹が食って かけすが死んで 鷹は高くへ飛んでった。
— 宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 青空文庫
木食上人が架けたというが、たぶん、南蛮式とでもいうのだろう。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
七時前、長谷、福富、下井田等と八木食堂へ、出席者十人ばかり、新聞記者がしやべること/\、私もまけずにしやべりちらしたが。
— 昭和十三年 『旅日記』 青空文庫
野は氣おされて惱む間も、あなきしきしと木食蟲 樹の髓を食む。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
諾否の空照りおもり、唖蝉は氣づかはしげに立ちすくむ日を、きしきしと木食蟲 樹の髓を食む。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
午さがり、――きしきしとのみ、木食蟲 樹の髓を食む。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
やがて――ももとせを刹那に釀みて、占飮に醉ふかのさまに、聞き笑みぬ、夜をきしきしと木食蟲 樹の髓|食むを。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
火の気を一切おつかいにならないで、水でといた蕎麦粉に、果実ぐらいで済ませ、木食の行をなさるかたもあります。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
木食(もくじき)は、木食戒(穀断ち)(火食・肉食を避け、木の実・草のみを食べる修行)を受けた僧のこと。木食上人ともいう。 行勝(ぎょうしょう、1130年 - 1217年) 木食応其(もくじきおうご、1536年 - 1608年) 弾誓(たんぜい、1552年 - 1613年) 木食の開祖。 快元(かいげん、1573年 - 1624年頃)大峯山寺を再興。 円空(えんくう、1632年 - 1695年) 全国に残した円空仏で知られる。 木食恵昌 木食養阿(もくじきようあ、? - 1763年) 木食明満(もくじきみょうまん、1718年 - 1810年) 造仏聖。木喰、行道。 木食白道(もくじきびゃくどう、1755年 - 1826年) 造仏聖。木食明満の弟子。木食白導。 徳本(とくほん、1758年? - 1818年)
出典: 木食 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0