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露都

ろと
名詞
1
標準
Russian capital (i.e. Moscow)
文例 · 用例
ソビエトロシアの映画監督が「日本」のフィルムを撮って露都で公開したとき、猫の額のような稲田の小区画に割拠して働く農夫の仕事を見て観衆がふき出して笑ったという話である。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
ダンチェンコは深く二葉亭に服して頻りに露都への来遊を希望し、かつ池辺三山及び村山龍平に向て露都通信員の派遣を勧告し、その最適任者としての二葉亭の才能人物を盛んに推奨したので、朝日社長村山も終に動かされてその提案に同意した。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
耆婆扁鵲の神剤でもとても癒りそうもなかった二葉亭の数年前から持越しの神経衰弱は露都行という三十年来の希望の満足に拭うが如く忽ち掻消されて、あたかも籠の禽が俄に放されて九天に飛ばんとして羽叩きするような大元気となった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
露都へ着いたのが四十一年の七月十五日であって、着くと直ぐ、一と月経つか経たない中に神経衰弱に罹ってしまった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
二葉亭はとても革命が勃発した頃まで露都に辛抱していなかったろうと思うが、仮に当時に居合わしたとしたら、ロマーノフ朝に味方したろう乎、革命党に同感したろう乎、ドッチの肩を持ったろう?
内田魯庵 二葉亭追録 青空文庫
欧洲戦が初まる前までどころか、恐らく二、三年も露都に過ごしたらクサクサしてとても辛抱出来なくなるだろう。
内田魯庵 二葉亭追録 青空文庫
是より先大阪の正金支店で露都宛の為替を組まうとして拒絶された。
東海道線 旅日記 青空文庫
輝子の夫――岸本から言えば義理ある甥にあたる中根は曾て露都に遊学したこともある人で、もう長いこと露西亜の生活に浸って来た少壮な官吏であった。
島崎藤村 新生 青空文庫
作例 · 標準
彼はかつて特派員として、露都モスクワに数年間駐在していた。
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冬の厳しい寒さで知られる露都だが、夏の気候は比較的過ごしやすい。
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その会議は、露都の中心部にある歴史的なホテルで開催された。
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