血書
けっしょ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
writing in blood
文例 · 用例
それに壁の血書、無意識に眼の上あたりへ書いている。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
被害者のドイツ風の名前、殺人という明確な動機、壁の不吉な血書、これらすべてが政治亡命者か革命家の仕業であることを示している。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
血書 われは眠ることを期せずして、身を藁蓆の上に僵しゝに、前の日よりの恐ろしき經歴は魘夢の如く我心を劫し來りぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
我は其事を我心上に血書して復た消滅すべからざらしめしが故に、亦併せて此景の詳なることを記し得たり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
かつて大阪府の薄給官吏が血書してこの意を述べ、空しく予の志を怜れむと匿名書を贈られたが最上の出来じゃ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
江戸旗本早乙女主水之介、天譴を加えて明鑒を待つ」 ぺたりとその血書の一札を磔柱に貼っておくと、「いかい御雑作に預かった。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
」 「血書」「健ちゃ、徴兵よかったな。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
村長が徴兵検査に行ったもののうちで、採否の分らねえようなものに、こっそり血書ばさせて、村の名誉にしようとしたって……。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
作例 · 標準
仲間への決意を示すため、彼は血書を書いて誓った。
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武士は主君への忠誠を誓うため、血書を残すことがあった。
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「こんな血書まで書くなんて、よほどの覚悟だな。」
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