電気時計
でんきどけい
名詞
標準
electric clock
文例 · 用例
河水に向って明滅する大電気時計が赤色に染められて、水上警察の快速巡航船が、女の小指のような尾を引いて光の纒綴の下を通り過ぎるとき、美人茶屋のグランド・コンサートが聞えてきた。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
いまわれは、この講堂の塔の電気時計を振り仰ぐ。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
私は電気時計のあたりで立ちどまって、列車を眺めた。
— 太宰治 『列車』 青空文庫
私は頭の上の電気時計を振り仰いだ。
— 太宰治 『列車』 青空文庫
銀造はプラットホームの電気時計を見上げた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
料理店の白い壁には大きな電気時計が掛かっていて、黄色い長い秒針が電燈の光を反射させながら、無気味な生物のように廻転している。
— 中島敦 『狼疾記』 青空文庫
電気時計の指針は、もう午前六時を指している――また禁句禁句――のに、彼は目が覚めない。
— 海野十三 『軍用鼠』 青空文庫
それは大型電気時計のように出来ていて、針が動いていた。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの大きな電気時計が、駅の待合室に掲げられていた。
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正確な時刻を示すために、電波時計機能付きの電気時計を選んだ。
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停電で電気時計が止まってしまい、時刻がわからなくなった。
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