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船の腹

ふねのはら
名詞
1
標準
belly of a boat
文例 · 用例
家が途切れた時大きい船の腹が見えたが、ちやうど強い夕日に照り付けられたのであるから、黒のペンキは怪しい褐色に光り、殊に赤い窓の扉はきらきらと事々しく輝いて居た。
木下杢太郎 海郷風物記 青空文庫
甲板から黒い船の腹に斜めに、そのま下のはしけ舟まで架けわたされた梯子を、俯向いて、何か遠い考えにふけって、一段々々とのぼったのである。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
多くは無作法な者ばかりであったから、変な感がして容易に眠る事が出来ぬ、その中に碇を上げ帆を捲いて船を出したが、進むに従って横波が船の腹をドサンドサンと打って動揺して、それが段々|甚くなった。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
ところもあろうに、×船の腹の下に潜れというのです。
海野十三 太平洋雷撃戦隊 青空文庫
成程、この大汽船の腹は広々として、○号潜水艦の五つや六つは、わけなく隠れることが出来ます。
海野十三 太平洋雷撃戦隊 青空文庫
それは大男ですけれども、身軽に船の腹から這い出したが、這い出したその下には、いつのまにかボートが櫓を備えてつり下ろされていました。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
二隻の支那船が商船の腹へピタリと横付けにくっつくや否や素早く縄梯子は投げられた。
国枝史郎 沙漠の古都 青空文庫
一旦くっついた支那船は綱に引かれて容易のことでは汽船の腹から離れようとしない。
国枝史郎 沙漠の古都 青空文庫
作例 · 標準
船の腹に付着した貝を、作業員たちが懸命に落としていた。
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魚群探知機は、船の腹のすぐ下を泳ぐ魚の影を映し出した。
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巨大なタンカーが座礁し、船の腹に大きな穴が開いてしまった。
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