大所高所
たいしょこうしょ
名詞
標準
broad perspective
文例 · 用例
かくまで書道を純真に芸術的に理解することが出来て、大所高所からそれを見下すことの出来るということは書道を愛好するものの最大理想である。
— 北大路魯山人 『良寛様の書』 青空文庫
お上は、国家の食糧事情の大所高所から観てよいあんばいにやっているのであろうから、私如き俄百姓が、疝痛を起こすなど、甚だ僣上至極。
— 佐藤垢石 『食べもの』 青空文庫
* 結局、われわれも茶寮を経営して行かねばならなかったので、利益を度外視して、ものをすることは絶対出来ませんでしたが、われわれがほかと少し違うところは、その経営法が大雑把で、大所高所から見た、すなわち、急がば廻れ式のソロバンをはじいていたことなんです。
— 北大路魯山人 『料理一夕話』 青空文庫
ここに引かれることなく、敢然立って芸術を理解し、大所高所より書道を見下すということは、その人の見識に、余程超邁なところがなくては出来ないことである。
— 北大路魯山人 『魅力と親しみと美に優れた良寛の書』 青空文庫
大所高所に立つて、あの人物の利用法を考へてくれたまへ。
— 岸田國士 『泉』 青空文庫
大所高所から見れば君と僕とは共犯者である。
— 三好十郎 『俳優への手紙』 青空文庫
人間及び大所高所からの判断は一つしかないのだが、最も愛する友達が、妻母として大なる傷をうけ、流す血をなかなか正視しがたい心持です。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
時間がなくて未熟だというようなことよりも、これだけとぎれた間でこれだけ行けばややましだ、という点を自分で見て、大所高所を目安としての未熟さを身に引そえて感じないようなところに、未熟さが現れていたのだと思われます。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
大所高所(広い視野)で見れば、これは些細な問題です。
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長期的な決定を下す際には、大所高所(広い視野)を持つことが重要です。
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指導者は、組織を効果的に導くために、大所高所(広い視野)を採用しなければなりません。
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