諸物
しょぶつ
名詞
標準
various things
文例 · 用例
そして向勢は諸物の形象を時間的に聚集する。
— 中原中也 『詩と詩人』 青空文庫
諸物価は益々騰貴するにもかゝわらず、農作物はその割に上らなかった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
その叔父は十年ばかり前、七十一で故人になつたが、尚ほその以前……米が兩に六升でさへ、世の中が騷がしいと言つた、諸物價の安い時、月末、豆府屋の拂が七圓を越した。
— 泉鏡太郎 『湯どうふ』 青空文庫
「信者皆會同、公用諸物、凡鬻産業、依各人之所乏、而分與之。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫
この論に、日の光が人の眼を眩ますを、邪視に比したは、古エジプトで諸神の眼力極めて強く、能く諸物を滅すとせるに似て面白い。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
さて昔は日本にも族霊盛んに行われ、一部族また一家族が蛇狼鹿、その他の諸物を各々その族の霊としたらしいてふ拙見は、『東京人類学会雑誌』二七八号三一一頁に掲げ置いた。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
かく、土|能く諸物の精力を摂り去り、霊異の品時に自ら地下へ逃げ去らんとすてふ信念より、駿馬の駒また地へ生み落さるればその力を減ずとしたのだ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ただし馬の眼果して物を大に視るとするも、何もかも皆廓大さるるから諸物大小の割合は少しも常態を外れず、人は馬の眼に依然他の馬より小さく見えるはずと論じた人あり(一九一六年六月二十四日の『随筆問答雑誌』五〇九頁)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
この世の諸物には、いずれ終わりが来る。
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森羅万象、諸物が移ろいゆくのは世の常だ。
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彼は諸物の本質を見極めようと努めた。
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標準
fetish
作例 · 標準
原始的な社会では、諸物を崇拝する風習があった。
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この部族は、特定の諸物を神聖なものとして崇めている。
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彼は諸物に対する信仰心が厚い。
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