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釜屋

かまや
名詞
1
標準
文例 · 用例
先発宿|定めの佐十さんが南摩ホテルで拒絶され、釜屋で門前払いを食い、ようやくにして佐野屋という変梃な家の二階と決まる。
井沢衣水 本州横断 痛快徒歩旅行 青空文庫
「この宿に釜屋という同商売があるね」「はい。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫
手前共から五、六軒さきでございます」「すこし訊きたいことがあるから、釜屋の亭主を呼んで来てくれ」「はい、はい」 亭主はかしこまって、早々に釜屋の亭主文右衛門を呼んできた。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫
「手前は釜屋文右衛門でございます。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫
「伊豆屋の若い者はどうしたね」「きのうまで手前共に逗留でしたが、いつまでも手がかりが無いので、いったん江戸へ帰ると云って、今朝ほどお立ちになりました」「それじゃ行き違いになったか」 釜屋の亭主を帰したあとで、半七は善八にささやいた。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫
てめえは伊豆屋の女房と諜し合わせて、自分は前から釜屋に待っていて、闇祭りのくらやみに女房を連れて逃げたろう。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫
そうして、しん吉の泊まっている釜屋へ乗り込んで、祭りの暗まぎれに手を取って道行、すべてが思い通りに運んで、その夜のうちに次の宿の日野まで落ち延びました。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫
しん吉は世間の人に覚られないように、その日の午過ぎに釜屋をいったん出立して、暗くなってから又引っ返して来たのです。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫