歴とした
れっきとした異読 れきとした
表現形容詞-語幹頻度ランク #27839 · 青空 0 例
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文例 · 用例
T「あば敬にも村上ッて歴とした苗字があるんですね」 其処へ敬四郎が現れた。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
何やっぱり道はおんなじで聞いたにも見たのにも変はない、旧道はこちらに相違はないから心遣りにも何にもならず、もとより歴とした図面というて、描いてある道はただ栗の毬の上へ赤い筋が引張ってあるばかり。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
これから先、大目付様が、日田のお金奉行の手先とは言え歴とした公方様の御家来の野西春行を、どのような風に処置さっしゃるか、お納戸頭が、蔵元屋の帳面の大穴をどう誤魔化さっしゃるかが、日本一の面白い見物で御座いましょうが、それは取りあえず貴方様の御決心には拘わりのないこと……悪い事は申しません。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
かうしたイメーヂの聯絡は、極めて飛躍的であり、突拍子もない荒唐のものに思はれるだらうが、作者の主觀的の心理の中では、その二つの言葉をシノニムに結ぶところの、歴とした表象範則ができてるのである。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
山には木の実、草の実が一ぱいあって、それを気ままにとって食べてのんきに暮すのが山居の楽しみと心得ていましたが、聞いて極楽、見て地獄とはこの事、この辺の山野にはいずれも歴とした持主がありまして、ことしの秋に私がうっかり松茸を二、三本取って、山の番人からもう少しで殴り殺されるようなひどい目に遭いました。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
何矢張道は同一で聞いたにも見たのにも変はない、旧道は此方に相違はないから心遣りにも何にもならず、固より歴とした図面といふて、描いてある道は唯栗の毯の上へ赤い筋が引張つてあるばかり。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
はっきりこっちの心持を判らして金で買って呉れるようなご贔負筋に仕替えるか、それともきっぱり断るか、こっちも惚れさせられてしまえば歴とした女房にするか、そのどのみちか一つを取り、決して商売の術であしらうではないぞ。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたしはかの女と歴とした媒酌人を立て結婚式を挙るまで遂に肉体の交渉はしなかった。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
彼はまだ若いですが、これでも歴とした国家資格を持つ弁護士なんですよ。
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見た目はただの雑草のように見えますが、これは歴とした薬草の一種です。
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趣味で作ったゲームとはいえ、実際に販売しているのだから歴とした商品だ。
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