浩然の気を養う
こうぜんのきをやしなう
表現動詞-五段-ウ行
標準
to enliven one's spirit
文例 · 用例
父は小坪に柴門を閉じ、城市の喧塵を避けて、多日浩然の気を養う何某とかやいえる子爵なり。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
至大・至正・至公・至明の道と我とを一致させるのが、即ち浩然の気を養う根本である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
青瓢箪のような顔をしている青年ばかりこしらえちゃ、学問ができて思想が高尚になったって、なんの役にもたたん、ちと若い者は浩然の気を養うぐらいの元気がなくっちゃいけませんなア」 などという。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
また半夜何ということなく宇宙を観じて浩然の気を養うた孟子に取っては森羅万象悉く教育家であろう。
— 新渡戸稲造 『教育家の教育』 青空文庫
見はるかす田ンボのまんなかじゃ、白ハチマキの工員さんは、浩然の気を養うに手もなく、もっぱら精神修養につとめなければならなかったろう。
— 田園ハレム 『安吾巷談』 青空文庫
しかし、そういうものを見て感じるのは、日本の家庭の暗さということで、婆さん連が浩然の気を養うのを咎めたいような気持は起らなかった。
— 巷談師退場 『安吾巷談』 青空文庫
「浩然の気を養うという大人の風格があるよ」 と、感心したのか、ひやかしたのか、わけのわからないことを長平が言うと、せつ子はなさけなそうに苦笑して、「ゴキゲンとりむすぶの、つらい。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
うちの小供があまり騒いで楽々昼寝の出来ない時や、あまり退屈で腹加減のよくない折などは、吾輩はいつでもここへ出て浩然の気を養うのが例である。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
作例 · 標準
旅に出て、新しい経験をすることで、心身ともにリフレッシュし、浩然の気を養うことができた。
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困難な状況でも、前向きな姿勢を保ち、浩然の気を養い続けることが、精神的な健康を保つ秘訣だ。
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「週末は自然の中でハイキングをして、気分転換し、浩然の気を養おう。」
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