債権者
さいけんしゃ
名詞
標準
creditor
文例 · 用例
しかし幸か不幸か債権者の大部分はもうどこにいるか分らない。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
そういう場合に債権者は債務者の不意を襲うてその身辺に円を画く。
— 寺田寅彦 『マルコポロから』 青空文庫
そんな場合、栗本には、彼等が既に国家に対して債権者となっているように見えてきた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
するとそんな男にでもいろんな借金があって、死んだとなるといろんな債権者がやって来たのであるが、その男に家を貸していた大家がそんな人間を集めてその場でその男の持っていたものを競売にして後仕末をつけることになった。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
自分の夫たるべき男を他に奪られて、加之に自分が斯んな酷い目に逢うとは、債権者が債務者から執達吏を差向けられたようなもので、余りに馬鹿馬鹿しい理屈である。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
「債権者の方から逃げる手はないぞ!
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
債権者に二週間の猶予をもらい、雇い主にも休みをもらって、変装して中心区に物乞いに時間を費やしてみたところ、ほんの一〇日でお金は集まり、借金も返せました。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
幸に債権者共が好意で父の遺産の一部を残して置いてくれたので、この男はその利足でけちな暮しをしてゐる。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『病院横町の殺人犯』 青空文庫
作例 · 標準
借金が返済されない場合、債権者は法的な手段を取ることも検討する。
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